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2007.02.12

劇団☆新感線 「花の紅天狗」 DVD

世はゲキ×シネ「メタルマクベス」中だと言うのに、一体何を書いているのかという気がしないでもないが、ずーっと前から書きたいと思っていたこのネタを消化しないことには、先へ進めないと思った今日この頃。
下書きは2年前...。ついにアップで日の目をみた。

私は、ほんとーーーにDVDを観ない。TSUTAYAの会員登録さえしていない。買ってシュリンクすらはがしていないDVDは両手の数では足りないくらいだ。そんな私が、これまで7,8回は観たかという他の追随を許さないぶっちぎりお気に入りDVDが

Kurenai_dvd

劇団☆新感線「花の紅天狗」

ちなみに、7,8回というのは、(本編+副音声)×2ってことなので、平たく言えば14,5回はあの映像を観ていることになる。新感線ネタもの大好きなところに、「ガラスの仮面」で少女期を過ごし、MGMミュージカルで大学時代を過ごし、最近では東宝ミュージカルにはまっている私のツボを突きまくりのこの舞台。はまらないわけがない。

舞台で観た時にはそのちょい前に「モーツァルト!」の初演にどっぷり浸かっていたせいもあって、笑いが止まらず膝をバンバンやりながら舞台を観て、一緒に観に行っていたm-san、アリクイさんの失笑をかうも止まらず、DVDが発売されてみれば何度も見続け(「SHIRO」ですら、まだ2回程度しか観ていないというのに)、一昨年の名古屋「モーツァルト!」は感激しまくりだったくせに、名古屋から帰ってきたその日に朝まで2回観てしまって飽きないというこの惚れっぷり。いや、ちょうどね、名古屋からの帰りの車の中で、Tonkeyさんにこの作品を強く勧め、今度会った時貸すよ!(無理やりにでも)と言ってしまってから、むくむくと観たい感が高まってきて、夜中の鑑賞となってしまったのだ。

以下、相当のネタばれ、ミュージカルラインナップもばらしちゃっている感想なので、まだ観てない人は読まない方がいいよぅな感想。

冒頭から新感線らしい子気味のよいオープニングの展開が素敵だ。仰天一郎(池田成志)と上川端麗子(川崎悦子)のシンヤ×ルミコばりのデュエットから、赤巻紙茜(高橋由美子)と月影先生(木野花)の亀仙人デュエットで舞台のテーマ曲披露、その後桜小町カケル(森奈みはる)の必殺洗濯人のオープニング曲に流れ、自然に本編がスタートする。この流れで、本舞台のメインどころの顔見せをするるんと終わらせているのが、新感線らしい。最近はこの手の構成取ってないけどねん。

そして、「ガラスの仮面」ネタ。全編というか、とっかかりから一幕は殆どこれのパロディというところが、たまらない。私世代は、多かれ少なかれこのマンガの影響を受けているというもの。私なんか、舞台への興味を引かれたのは、この漫画の影響大だもの。

あなたの中の ガラスの亀(ン) を!

というネタは勿論だけど、最初は気づかなかったのよねぇ「紅天狗」。”べにてんぐ?”とか思っていたから。舞台を観て”くれないてんぐ”と言うのを聴いた瞬間、大爆笑した。あと、”紫のソバの君”とか。亜弓さんばりの縦ロールとか。

でもって、"面白くてかっこよい"に妥協を許さない新感線の面白さが、冒頭の必殺パロディに惜しみなく表現されている。茜の台詞と動きのばかばかしくも格好よいこと。必殺の武器が”割り箸”っすよ。チャララーンの曲と共に、割り箸がヌッっと現れるところなんて、大爆笑だ。

あぁ、ネタ公演にいちいちネタのコメント入れてたんでは、ばかげて長くなってしまうからもうやめよう。

でも、ミュージカルネタだけ。自分の備忘録をかねて。

「魂の双子」、なんて痺れるフレーズ。後の「SHIRO」の原点を見た!?

傭兵上がりのピエール(笑)

で、ミュージカルパロディだが...
「モーツァルト!」
もう、これは全編に渡って。
なんと言っても見所は、二幕冒頭から始まる「ヴォルフガングとアマデウス」
幕が開いた瞬間、吊られたピアノに大爆笑!
「僕こそミュージック」っぽい曲であるところの「人間こそ音楽」とか、コロレドゲイカの「どこだモーツァルト!」っぽい曲とか。私の一番のお気に入りは、二幕の「ダンスはやめられない」をベースにしたと思われる、
「オトコーーっオトコだったのかぁぁぁぁ」
これ最高だ。

他にも、やっぱり後の「SHIROH」を彷彿とさせるというか、「まるちりだ聖戦だ」に似ている曲があったりして~。

ものすごい、パロディイなんだけど、劇中劇自体も面白くて、つい見入っちゃうんだよなぁ。冒頭から、大笑いで楽しんで観ているのに気がつけば最後の方にはぐーーっと引き込まれて見入ってしまう。これが観たいが為に、何度も何度も何度もこのDVDを観ると言っても過言ではない。チャプターでこの部分だけを観ることもよくあるくらいに好き。
本当に、本当に、「ヴォルフガングとアマデウス」を舞台化して欲しい...。

その他、ミュージカル一発ネタとしては

  • コーラス・ライン
     オープニングの亀。一応、ONEらしー
  • レ・ミゼラブル
    ファンテーヌの曲だよねぇぇぇ?ちょっと自信なしとか、アンジョルラスのフランス革命とか。 他にも曲のパロがあると思うんだけど、私レ・ミゼの曲って全然覚えてねぇの(^^;;
  • ウェストサイドストーリー
    チャキリスのおやっさん(笑)、逆木さんが~
  • 雨に唄えば
    これまた、逆木さんが~、ジーン・ケリー
  • ジキルとハイド
    これは、もう格好だけだった模様。副音声を聞かなければ気がつかなかった(笑)
    あ、でも二幕に月影先生がなるしに向かって「ジキルとハイド~」っつーネタを振っていたな。
  • マンマ・ミーア
    これは観てないけど、判ったわ、さすがに。
  • 奇跡の人
    これは、ミュージカルというか舞台パロ?ガラスの仮面パロでもあるが。
  • プロジェクトX
  • ベルサイユのバラ
    というか、オスカル様...
  • エリザベート
    曲もちょこっと。
    でも、何よりもトート様とルドルフ皇太子の「闇が広がる」振りもばっちり。
    舞台で見た頃は「エリザベート」を観ていなかったので、ずうっとシカネーダーだと思っていたけど、「エリザベート」を観た後に観てみれば、間違いようもなくトート閣下だわ。
  • QUEENネタ
    これは正直、知らないんだけどきっとそう

あぁ、感想書いてたらまた見たくなってきた。

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