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2006.03.09

滝沢演舞場 3/8

新橋演舞場の「滝沢演舞城」に行ってきた。
行きたいなぁとは思ったが、チケット取得が難しそうで早々に諦めていた舞台だ。ひょんなことから、チケットを譲っていただけて、うほうほなキモチでseiko将軍と観てきた。

細木数子は紅いバラ一度は観てみたいと思っていたジャニーズ・プロデュース公演。座長は勿論、タッキーこと滝沢秀明だ。以下、横山裕(関ジャニ∞)、大倉忠義(関ジャニ∞)、他全然知らないYa-Ya-yahやらA.B.C.やらKis-My-Ft.やらのメンバーとジャニーズJr.大勢。

ロビーには、細木数子、三輪明宏などからの花がいっぱい。殆どが胡蝶蘭の中、細木数子の真紅のバラが目立っていた。

以下感想。例によってネタバレ。
どっかの検索結果にこの記事がひっかかって来た、これから「滝沢演舞城」を観るという人は、絶対に読まない方がいい。

 
 
 
 
 
昨日が初日。今日が2ステージ目。まだまだ荒さが目立つ出来だったが、面白かった。ジャニーズ好きなら一度は観てみるのもいいだろう。

どんな舞台なのか、まったく情報を仕入れずに行ったら、舞台は三部構成だった。
第一部 ジャPAニーズHi Story 日本昔ばな史
第二部 義経
第三部 Tackey World

これは、やはりアレなのか?新宿コマで御馴染みの演歌歌手座長公演と似たようなもんなのか??とか思いながら。

第一部は、、、ああいうのもスケッチとかいうのかなぁ。違うだろうなぁ。Jr.メンバー勢ぞろいの少年四十七士とか、娘道成寺とか、滝の白糸とか、白虎隊とか、時代劇テイストの小芝居とダンスと合間にマジックとか引田天功とか現代的なものをはさんで、まったく脈絡なくどんどん展開していくという。

えっと。”新春スター隠し芸大会 全部タッキー”ってぇ雰囲気。
「八百屋お七」やってたと思ってたら、次の瞬間には「少林寺」で、はたまたイキナリ「葛の葉」が出てきたり、大勢の貞子が浮遊していたり。ストーリーとかは多分まったくないと思う。

正直、Jr.が痛い。台詞は小学校の学芸会レベルだ。初日直後だということを差っぴいてもやっぱりイタイ。

だが、オープニングはさすが!の一言のかっこよさ。
回り舞台を存分に駆使したステージ。天井からメンバーが滑り落ちてくる。そしてフライング。
笑い死にさせる気か!という程に、次々と繰り出されるジャニーズ・エンターテインメントに、シートでのけぞって笑い転げてしまった。
まさか、新橋演舞場の天井部分に天井から客席まで上下するゴンドラが設置される日がこようとは!

ゴンドラを使ったシルク・ドゥ・ソレイユばりのパフォーマンスも凄かった。「アレグリア」で言う所の「スーパー・エアリル・ハイパー」の簡単バージョンなんだけど、よくやったジャニーズ。タッキーの”会場の端から端までフライング状態での伸身連続宙返り”も凄かった。頭の先と足の先にバターができるんじゃないかと思うくらい凄かった。
今回、3階席だったのだが、実はこれはこれで美味しかった。花道が見えないとか、客席に下りたタッキーが全然見えないとかはあるのだけど、フライングやゴンドラでのパフォーマンスが目の前だ。ゴンドラは上下するから2階席でも大満足だろう。というか、2階席正面最前列が一番いい席かもしんない。2,3階席への客への心配りを忘れない辺りが、さすがジャニーズという感じだな。

で、一番笑い転げたのが、タッキーの娘道成寺。タッキーの清姫はよいのだが、蛇が!大蛇が!!ギャグだろ?これは~というような代物だった。つぶらな赤い瞳。頭部はどうみても「レッド・スネーク かもーん」のパペットチックな大蛇。一番近いのは、劇団☆新感線「七芒星」で、古田新太が使っていたヘビのパペット。それの巨大化版。その大蛇がぱっくんと女性ダンサーを咥え、彼女と共にフライングされた日なにゃぁ、腹筋がよじれるかと思ったさ。

あと、タッキーの女形っちゅうか女装は非常に中途半端だった。首と肩、上半身の所作がどうやっても女性に見えないところにもってきて、ズラもなんか...。
写真だと綺麗だったんだけどねー。「鷺娘」らしー。
上に載せた写真は会場に貼ってあったポスター。ネットでは載ってないものなので、撮ってきた。


第二部は、昨年の大河ドラマ「義経」のアナザー・ストーリ時代劇「義経」。
すげーなー。NHK全面協力かよ。という程に、衣装が大河と同じ。
出来は...。スマン、ところどころ堪え切れなくて、寝た...。
第一部でもヒシヒシと感じていたけれど、この芝居でそれぞれのメンバーの力量が如実に出てしまった。というか、新橋演舞場で演技してもOKなのは、タッキーだけだった。横山裕も何気に良かったが。

客演の役者様>タッキー>横山裕>大倉忠義>>>その他のJr.

って感じか。
大河であれほど貶していたタッキーだが、板の上に載ってみれば、台詞回し・所作とも他のメンバーと全然違う。大河で培ったのか、腰の据わりもよく、和装がはまっている。
横山裕は、第一部でも老人役などをこなしていたが、第二部は弁慶だった。どうしたって線が細いし、若い弁慶なのだけど、中々どうしてきちんとこなしていた。
彼は、私が知っている数少ない関西ジャニーズJr.。TVで見るとアクが強く、ウザさの方が際立っていたのだが、舞台に立つと顔だちといい目力といい、中々しっかりしたもので、きちんと存在感を保っていた。これから、もっともっと舞台をやって欲しいもんである。

というか、この芝居ってば構成も脚本も酷すぎだ。芝居を観る目で観ちゃいけなかったのかもしれないが、余りにも余りにもチープすぎる。
どうも、コンサートチックなモノの演出と芝居の演出に差がありすぎる。コンサートの演出は多分日本一優れていると言ってもいいかもしれない。エンターテインメントとしてもファンサービスとしても、これはジャニーズで無ければ培われなかったであろうテクニックだと思う。

一つ疑問がある。「義経」のラストは、こういうのにありがちの舞台全面桜の幕&桜吹雪。だったのだが、タッキーのナレーションのみ。しかもそのナレーションが終わった後の間が異様に長い。さらに、奈落がずっと空きっぱなしで、変なタイミングでせりあがってきた。
うーん、こういう演出?
それとも、セリに乗り遅れたか?タッキー。


Venus第三部は、タッキー・オンステージ&他ユニットのお歌披露のコーナー。
芝居の眠気をふっとばす、ド派手キラキラ・エンターテインメントだった。やっぱ、生き生きしているようなぁ。やる方も作る方も。というくらいに楽しい作りに。
ラストナンバーは、やっぱりこれがきたか!という「Venus」が。
会場の多くの観客も一緒になって踊ってた。
黙ってみている、seiko将軍と私...。

最後は、タッキーのご挨拶で終了。


いやぁ。Jr.が台詞かんだり、とちったり、かぶったり、タッキーの台詞より前に次の台詞言っちゃったり(多分)、こけたり、マイクが雑音拾ったり、マイク音量不安定だったり、場面転換の時の裏方さんの大声が聞こえてきたり(3階席だったからかもしれんが)、「義経」の最後でタッキーの髷のズラが外れて地毛が見えたと思った次のシーンでは髷を切られたザンバラなズラで登場したりと、色色と面白いこともあったけど、2ヶ月公演をこなしていくうちに、良くなっていくでしょう。

A席7,000円なら、トップアイドルの七変化を観てもいいと思われる。

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Comments

ひょんなきっかけでしたが お楽しみいただけましたようで 何よりでしたわー。
今度 じっくり 爆笑ポイントをお話いただきましょう♪
ある意味 そっちの方が楽しそうなんだもん(笑)

楽しそう!で何よりです。

見たことないけど、ハロプロ勢の芝居小屋版と似た感じなんだろうな~

肖像画像を載せてるんで、それはめちゃチェックされてるでしょう。チャレンジャーだ。

いやあ 万国ビックリショー!!!
くらいな 派手さでしたな。
忙しくて感想かいてないけど
もう少ししたら あたしも書こうっと。

いやー 大満足な一日でした!!

>いかれ帽子屋さん
ほんとにありがとう!
爆笑ポイント、お話しましょう。会った時にねー。

>アリクイさん
写真削りました(w
本当は、チェックがきたら消そうと思っていたのだけど、
アクセス解析みたら予想以上に、この記事のキーワードでの
アクセスが多くて、ビビリました。

>seikoちゃん
まさに、万国ビックリショー(www
相方がいて本当によかったよ。
アレを一人で観てたら、きっと終演後パンクしていたと思う。
楽しかったねぇ。

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