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2004.10.24

髑髏城の七人 アオドクロ 日生劇場10/23

本日、ついに日生劇場で「髑髏城の七人 -アオドクロ-」を観てまいりました!
メインキャストはこんな感じ

玉ころがしの捨之介:市川染五郎
天魔王:市川染五郎
沙霧:鈴木杏
無界屋蘭兵衛:池内博之
極楽太夫:高田聖子
カンテツ:三宅弘城
小田切渡京:粟根まこと
鋼の鬼龍丸:高杉亘
うなずき才蔵:川原和久
とどかず大騒:タイソン大屋
狸穴二郎衛門:ラサール石井
こぶしの忠馬:佐藤アツヒロ

無名:前田悟
無明:村木よし子
無音:山本カナコ
仁平:村木仁
偽鉄斎:逆木圭一郎

戯曲としての完成度がとてつもなく高いこの作品。観れば観るほど、観劇の後、その余韻に浸りながら考えれば考えるほど、好きになっていく作品です。

が、しかし、今日は2階の上手側端という花道がほとんど見えない悪席。舞台の遠さはさほど感じなかったものの、上手側や花道芝居はほとんど後ろ姿で表情わからん...
でも、残りあと2回のチケットは、1階前目センターブロック!(たるみさんありがとー!)と2階前目センターブロックと良席。なので役者陣・演出それぞれの悪いとこ評(あるのかよ)は、それを観た後にしようと思います...(^^;;
今日は、良かったことだけを。
以下、ネタばれありの感想です。

何はともあれ、第一声は

ぞめ"ぢゃん"がっごい"い"~~!!

すみません、風邪っぴきで絶叫してみました。正しくは「市川染五郎様、鼻血出るほど格好いい!」です、はい。
期待度120%で観たのに、200%格好よかったです、はい。

特に天魔王が!

次に観る時は、アップで観られるのかと思うと、本当に鼻血出そうです。あの天魔王には絶対青い血が流れているに違いない。ってくらい、妖艶で迫力があり恐ろしくも美しい魔王様です。逆らえません、あの魔王には。
ただの信長の影に過ぎなかった男が、第六天魔王を名乗りたくなる気持ちも判るって感じ。自分を信長と同一視してしまったのも納得しちゃいます。

いのうえ歌舞伎では、染ちゃんの歌舞伎技を120%効果的に引き出して魅せてくれるのが非常な楽しみであるのですが、今回もご多分に漏れずオープニングのダンスシーンでの抑えた動きや、ニ幕の舞い(あれって信長様が好んだと言う「敦盛」?)やら、扇を使った殺陣なんか鳥肌立ちました。

玉ころがしの捨之介の方も飄々としていながら、ちょっとギラついた感があって、白髪直毛のカツラの素敵なこと。天魔王のカツラはさらにさらに白髪パンクな感じで痺れましたが、捨之介のニ幕の髪を縛っていない立ち回りは「阿修羅城の瞳」の病葉出門(わくらばいずも)様の黒髪ロンゲ殺陣シーンを思い出し、その対比にぞくぞくしちゃいました。あぁ現実にはお目にかかれない、美ストレートロン毛のアクションのなんと美しいことか。
今からでもお金と時間のある美形好きな人は、ヤフオクからでもこのチケットを入手して是非観るべきですよ。

演技面について、今日は書かないと思ったのですが、これだけ書いちゃう。
やっぱ、古田新太ってえらい役者だったんだなぁぁぁぁぁ。染ちゃんの捨之介&天魔王を観て、改めてそんなことを思いました。美形の染ちゃんが美形をやって超絶かっこいいのは、ある意味当然かもしれませんが、古田新太のかっこよさと色気は一体なんなんだ?のんべぇのおっさんなのに(笑)。
もちろん、二人の演じた捨之介&天魔王。全然違います。
捨之介に関して言えば、今日見た限りでは染めちゃん's捨之介は1997年版の古田新太の捨之介に似ていると言えば似ていますが、アカドクロの古田新太's捨之介とはまったく別物。年も容姿もまったく違う二人なのに、それぞれ素晴らしくカッコイイ捨之介であり天魔王です。
どんだけ二人の捨之介が違くて、どんだけアカドクロとアオドクロが違うかは次の感想で書きますが、本当にどちらも良い役者です。

で、染ちゃんの他の感想ですが。

カンテツ(三宅弘城)ナイロン100℃を観たことがないもので、私にとっては今回初お目見えの役者さんです。が!やはり舞台で華がある人というのは、プロフィールなんか関係ナシに光るんだなぁというのを実感しました。実に良かった。本当によかった。ネタで笑っちゃうのに、しっかりキャラをみせてくれてたし。

捨之介とカ(")ンテツによる、100人斬りのシーンは圧巻です。このシーンはアップで観ても凄かろうが、俯瞰で観ると尚更そのスピードと刀の入れ替わり具合の素晴らしさが判るのではないかと思います。本日(多分)ノーミスクリアでした。勿論会場からは割れんばかりの拍手が。

無界屋蘭兵衛(池内博之)はねぇ、細かくは次を観てから書きますが、良かったことを一つだけ。
信長の血(実はヤク)を飲んで蘭兵衛から蘭丸になっていくシーンがねぇぇぇぇ、

色っぽかった!(ぐぅー!!)

私の中では「エリザベート」の「闇がひろがる」におけるトート閣下×ルドルフ皇太子のデュエットばりに萌えました(笑)。

裏切り渡京(粟根まこと)はねぇ~(ニヤっ)出てきた瞬間に大笑いってか嬉しくなっちゃいました。97年版で蘭兵衛を演じた粟根さん!ズラがそん時の蘭兵衛と一緒だっ。羽織こそ水玉だが下の着物は黒だっ!しかもニ幕の武器は大そろばんだ~~!!

あとは、やっぱり、村木よし子さん復活による、新感線シュークリムシュ(ふるっ)およし&おかなの復活でしょー!
1997年版やアカドクロではなかった、無界の里の女(アカドクロではおかな、アオドクロではおよし&おかな)が実は天魔王の遣わした密偵という設定も加わり、お二人の歌声がおぉ新感線レビュー!という感じ。

ついでに、今日のアドリブ??というか、ネタ。
鋼の鬼龍丸(高杉亘)と極楽太夫(高田聖子)の夫婦ネタ。あー、ちょうど観る前に仲間内で聖子ねーさまのダンナ様が高杉亘って聞いていて良かった~!昨年末に聖子ねーさまが結婚したのは知っていたんだけど、相手が高杉亘って知らなかったから、もし聞いてなかったら判らないところだったわ。

あと、今回のタイソン大屋へのつっこみ役はどうやら高田聖子ねーさまのようです。「あ、あんたとからんでも、うち美味しいことあらへんから」と会話を拒否していました(笑)。

さぁー、次はベストポジションでの観劇だー!


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Comments

ワタシも叫ばせてください。
「ぞめぢゃん、まじでがっごええ〜〜〜〜〜〜!!!」
あと蛇足ながら「できれば妙なドラマ(プ○イド)なんか出演せずにいてくれ〜〜〜!!!」
この舞台をあと2度も観ることができるなんて、マジ羨ましいッス。
これも映画になるのかな…。
一度うるみさんたちと一緒に観劇して、その後お茶して何時間も話したいような
そんな気分ですっ!うふっ(ああ、退かないで)。

ぞめぢやんがっごいいいいい~~~~。

ふぅ。とりあえず叫んでから。たるみさんの意見に
激しく同意でありますうう。
プ○イドとか・・ほんと他の人にやらしといたらエエんですよ。

だってだって、職場の人にアオドクロの事話したら
「ええーだってプ○イドの人でしょーカッコよくないじゃん」
って言われた!!
もちろんその後30分にわたっていかに!!!
染様がいい男か!!説明しましたが・・。

ああ興奮してしもた。明後日のドクロ楽しみどす!

> たるみさん
引かないよーー!
いや、むしろまぢで観劇ご一緒したいですわ。

>seikoちゃん
くっそー、「プライ○」(^^;;で染ちゃんを判断するなぁ~(泣)
その方には、そんなことを言ったら泣きながらこぶしを振り回す友人がいるとお伝えください。

でも、でも、「○ライド」における染ちゃんも十分にかっこよかったよ、うん。あたしにしたら、むしろ、キムタク様より...4回くらいしか見なかったけどさ(^^;;

あたしゃーね、今回のアオドクロのパンフを読んで(まだ全部は読んでないけど)ちょっと、涙ぐみましたよ。嬉しさ120%の内容ですよ、あのパンフ。父ちゃん&妹からの寄せ書きが!

sekoちゃん、劇場で(うまくいったら)お会いしましょう~。

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