« 髑髏城の七人 東京・新国立劇場公演 観劇~ | Main | エリザベート 2.キャスト編 »

2004.05.04

エリザベート 1.総合

物凄く限定された話題で申し訳ないのですが、これから3,4本はミュージカル「エリザベート」の話になります。ごめんなさい。
さてさて、本日、内野聖陽版「エリザベート」を観てまいりました。山口祐一郎版は3週間前に観ました。期待度100%で観た舞台だったわけですが、150%満足したと言って差し支えないでしょう。
「モーツァルト!」で小池修一郎ミュージカルの虜となり、さすれば「エリザベート」も観ずばなるまいと思い立っての観劇なわけですが、確信しました。私はミヒャエル・クンツェ脚本・歌詞、シルベスタ・リーヴァイ作曲、小池修一郎演出と肌が合う!

まず曲がいい。ミュージカルと言えばバーンスタインよりはガーシュインが好きだと思っていた私だけど、リーヴァイさんのドラマチックな曲にはまりまくりです。うーん物凄く誤解を覚悟でいうと日本の"歌謡曲"のイメージといいましょうか。J-POPでも演歌でもありません。"歌謡曲"です。Kinki Kidsの「硝子の少年」です。
何が言いたいかといいますと、歌の歌詞(台詞)がとてもすんなりと入ってくる曲ということです。しょっちゅう泣かされます。

作品の舞台もいい。「エリザベート」と「モーツァルト!」しか観ていないわけですが、18世紀、19世紀それぞれ世紀末を描いていてそれだけでもドラマチックな所にきて、歴史上あまりにも有名な人物達のドラマ。どちらの作品も主人公の内面世界を掘り下げる架空のキャラクターが登場し、表と裏の両面から描いています。

で、「エリザベート」ですが、率直な感想はエロい。いや、エロいなどという低俗な言葉で表現するのが憚れる。実に官能的!そう官能的なのです。山口版のあまりの出来のよさに内野版も見る決心をしたわけですが、なかなかどうして内野さんもやるじゃないですか。今回2回観た中で、内野さんだけでなくWキャストの役者さん達がまったく被らなかったのですが、同じ歌、キャラクターを演じながらこんなにも役の性格が変わるものなのかとビックリしました。しかも、どちら版がよりいいというものでもありませんでした。
Wキャストについての感想は別にまとめます。

名香智子のエリザベートまず観て驚いたのは、名香智子の「マンガ 皇妃エリザベート」とキャラクターの性格設定が非常に近いということ。数あるエリザベート作品の中でも、名香版エリザベートが好きだった私には、とてもすんなり作品世界に入り込むことができました。名香版と違って、ノイシュバンシュタイン城のお耽美王・ルードヴィッヒがちょびっとしか出てこなかったがちと寂しいかな。ま、そのかわりルドルフ皇太子はトート様と耽美度100%で魅せてくれてますが(^^;;
ノイシュバンシュタイン城

ということで、次はキャスト編について書きまする。

« 髑髏城の七人 東京・新国立劇場公演 観劇~ | Main | エリザベート 2.キャスト編 »

「演劇・舞台・観劇」カテゴリの記事

Comments

名香版はわしも好きだな :-)

これが、今ものすごく読みたいんですが、本棚の定位置になくって行方不明。。。
狭いアパートの中、どこかにあるはずなのに、色んなものが秩序なく体積しているので、中々探せないんです...

ルートヴィッヒ様が見たいのよ~っ

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15603/534553

Listed below are links to weblogs that reference エリザベート 1.総合:

« 髑髏城の七人 東京・新国立劇場公演 観劇~ | Main | エリザベート 2.キャスト編 »